今回の青年部会海外研修は、9月6日（木）～9日（日）の日程で海外旅行でも人気のある台湾・台北市の不動産事情について勉強してまいりました。
　現地の不動産関係者の方にいろいろなタイプの不動産を案内していただきました。台北市中心地の不動産価格は日本の5～10倍程であり、一般の方には縁遠いものであり、海外の資産家や一部の富裕層が所有しているとの事でした。
　また、台湾は現在、中国本土よりの旅行者が減る等の事情により、大変不景気であり、台北市のオフィス街等も活気があまり感じられませんでした。
　現地のガイドさんのお話によると、台湾の出生率は大変低く、若い方が減少の傾向にあるとの事であり、高齢化が進んでいる点は日本と同じであるように感じられました。
　3日目には、日本の加賀屋が台北市近郊の北投温泉にて日本式の経営をしているとの事なので、視察してきました。お帰りになるお客様が視界から見えなくなるまで手を振り続ける姿はまさに日本と同様で、台湾の方も満足そうでした。
　今回の研修を通じ寝食を共にする事により、部会員同士の絆が更に深まりこれからの活動に大変有意義なものになりました。

研修委員長　飯田　恒